店主挨拶

こんにちは。辰巳なぎさです。神戸にある石畳の街、岡本にある「辰巳茶房(たつみさぼう)」の店主です。

人が好き。人と人をつなぐことは、もっと好き。
人が人を呼び、笑顔と満足がゆるやかに広がっていくのが好きです。
そこに、私もどんどん関わっていきたいと思っています。

私は学生の頃から、土曜の放課後はカフェ巡りに出かけるほどカフェが大好きでした。楽しく話したり笑いあったり、そこで出会う人たちすべてがとても刺激的だったからです。

でも当時は、それは私にとって楽しみのひとつ。卒業後はアパレル業界に就職し、有名ブランド店で販売業務を担当していました。

そんなある時、今の辰巳茶房への道を開くきっかけになった人と出会いました。その人は私の故郷である、北海道の函館で喫茶店を経営するかたわら、なんと映画館も経営するという二足のわらじを軽やかに履きこなす、創意工夫に富んだ人でした。

たとえば映画『アメリ』を上映する期間は、喫茶店のメニューにクレーム・ブリュレが登場します。クレーム・ブリュレが大好きな主人公アメリを観たお客様が、絶対食べたくてたまらなくなって映画館から出てくるだろうからって。まさにその通りで、その期間はクレーム・ブリュレが飛ぶように出ました。お客はとっても喜んでくれるし、それがうれしくて楽しくて、じゃあまた新しい企画を考えようって。その繰り返しです。

私はそんな笑顔の空間に憧れました。もともとカフェ巡りが大好きでしたから、いつか自分もお店を持ち、そこでさまざまな楽しいことを考え発信してゆきたいと、具体的に思い描くようになったのです。

「どんなカフェにしようか」。

決めていたことは2つ。1つ目は、イギリス風のカフェにすること!つまり英国風カフェです。イギリスは、私の大好きな国です。20代前半で初めての海外旅行がイギリスでした。日本の港町しか知らなかった私にとって、ロンドンの街並みや郊外に広がる田園風景の美しさは、まさに衝撃でした。そして「いつかここに住む!」とすっかり惚れ込み、短期間でしたが留学も経験しました。だから、店は英国の薫り漂うカフェにしたかった。

2つ目は、たくさんのイベントを開催するカフェにすること!たくさんの人がにぎやかに集い、刺激や活力を得て笑顔で帰っていく。そういうカフェにしようと考えていたのです。

結婚で北海道から神戸に来て、ついに2014年11月に神戸・岡本で英国風カフェ「辰巳茶房」をオープンしました。

今、私は自分の夢を実現し続けています。

私のお店で、私のやりたいことをどんどんお客様へご提供し、たくさんおもてなしをしていきたい。そしてお客様に大満足していただきたいと思っています。たくさんの人に長く愛される店になるように、最高の笑顔で日々がんばっています。

こんな辰巳茶房を、どうぞよろしくお願いいたします!

岡本 大人のカフェ 辰巳茶房